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明けましておめでとうございます
と言っても、正月休みに任せてここでは通常営業でござい。
「北上せよ!」全体の話
元々読切で作ってた物語で
その作品のテーマは
「差別される者が自分の長所を活かして
世の中をしたたかに生きてゆく」
というものでした。
時間がたち、再度描くにあたり調べ直したら
先にその番外編になる「天は蒼蒼」が出来あがってしまい
そちらに同じテーマを植え付けてしまったので
別のテーマにすべく、再構築したのが
今回連載として描いた「北上せよ!」です
テーマ変えに当り、新しく加えたのが
源氏の郎党です
これだけでもテーマは生きると思いましたが
外堀から牛若丸を追いつめるという要素で
お寺の襲撃は必要だったため、先の設定はそのまま活かしました
(サドっぽいなぁ、こういう言い方すると(汗))
で、まぁ新しく決めたテーマは「選択」
その為牛若丸は、使命感に燃える源氏の御曹司ではなく
閉じられた世界で一方的に価値観を押し付けられることに戸惑う
普通の少年を意識してます。
結局歴史的には、牛若丸は源義経になり
源氏再興の為生きる事になるんですが
それが「盲目的に選んだ道」ではなく
「考えた末に選んだ道」であってほしいなぁと言う気持ちです。
思いつく第五話完結コネタ
・弓道
小さいながらも気を使ったのは
3頁目の矢を射るシーンでした
春先、短期の弓道教室に通った時
弓手(左手:弓を持つ手)は矢を
発射すると同時に外側へそらさねば
弦が当って痛い目に合うというのを、身をもって体験し
それが生きたコマでもあるのです‥‥(T_T)
・橘次郎末春
吉次の武士名は、他にも「三条吉次信高」という説があります
どっちかというと、こちらの方が有名なのかな
吉次自体、伝説上の人物という色が強いので
俗説民話なんでもありなのですが。
(なのであの過去設定は創作です、はい)
橘姓にしたのは、随分昔の事で
たまたま読んだ本に載ってたぐらいのきっかけだったと思います
あとあと調べてみたら、「三条」だと出自が京の人
「橘」だと奥州の人になるようです。
因みに、橘次郎⇒橘次(きつじ)⇒吉次(きちじ)という変化です